こころは知・情・意からなり、行動をもたらします。
それでは、こころの中心、こころのエネルギーは何でしょう。
それは、情、ではないでしょうか。
感情が、行動をうながす、基準となります。
知が働かなくても人は行動します。
意のないところでも行動は起きます。
しかし、行動あるところ、必ず情は動いています。
この情は、また、やっかいなことに、一番干からび易いものではないでしょうか。
人は、初心を忘れやすいものです。
あの、うきうきした、新鮮な感情も、冷めてしまうのです。
こども心も、年齢とともに、失われていってしまいます。
美しいもの、善きものに触れて、すなおに感動することが、少なくなっていきます。
それは、こころのエネルギーが、減っていくことと同じではないでしょうか。
人は、情に、絶えず、水をやり、太陽の陽をあて、土を豊かに保たねばなりません。
ということで、「古今和歌集」です。
(たまたま、今勉強しているー日本の古典ーというテキストに、
「古今和歌集は、四季の歌が季節の推移を追って配列されているように、
巻11から巻15までの5巻をあてられれた 恋歌 も、恋の始まりから
終わりまでの種々の相をたどるように歌が並べられている、、、」
という文章にであって、いま一度、手に取ってみたのです。)
それぞれも巻から、1首。
恋歌1 469 :
ほととぎす 鳴くや五月の あやめ草 あやめも知らぬ 恋もするかな
よみ人しらず
(時鳥が鳴く五月に咲きほこるあやめ草、そのあやめではないが、
この世の筋道(あやめ)もわからなくなるような恋に、焦がれている私)
恋歌2 552 :
おもいつつ ぬればや人の 見えつらむ 夢と知りせば 覚めざらましを
小野小町
(いちずに思いながら寝たので、あの方が夢にあらわれてくださった
のであろうか。もし夢とわかっていたなら、目を覚まさないでいたのに)
恋歌3 616 :
起きもせず 寝もせで夜を 明かしては 春のものとて ながめくらしつ
業平朝臣
(あなたのことを思い、昨夜は起きているでもなし、寝るでもなし、
というありさまで夜を明かしましたが、今日も一日、春の長雨に
降りこめられて、もの思いに沈んだまま、暮らし、夜になりました)
恋歌4 729 :
色もなき 心を人に そめしより うつろはむとは 思ほえなくに
貫之
(本来何の色もないわたしの心を、あなた、という色で染めた時以来、
その色がさめようなどとは、思えないのだけれど・・・あなたの心変わり
さえなければ)
恋歌5 747 :
月やあらぬ 春やむかしの 春ならぬ わが身ひとつは もとの身にして
在原業平朝臣
(この月は、去年の月とちがうのだろうか。今年の春は、去年の春と
同じではないのだろうか。月も春もいっこうに変わりはないけれど、この邸は、
すっかり荒れ果ててしまっている。ただわたしだけが、もとのままで、
ここにやって来た)
和歌や、俳句、読むだけでなく、自分で作りたい。
それが、こころに(情)、水やりをし、たがやしつづけることに、つながる、思う。
それでは、こころの中心、こころのエネルギーは何でしょう。
それは、情、ではないでしょうか。
感情が、行動をうながす、基準となります。
知が働かなくても人は行動します。
意のないところでも行動は起きます。
しかし、行動あるところ、必ず情は動いています。
この情は、また、やっかいなことに、一番干からび易いものではないでしょうか。
人は、初心を忘れやすいものです。
あの、うきうきした、新鮮な感情も、冷めてしまうのです。
こども心も、年齢とともに、失われていってしまいます。
美しいもの、善きものに触れて、すなおに感動することが、少なくなっていきます。
それは、こころのエネルギーが、減っていくことと同じではないでしょうか。
人は、情に、絶えず、水をやり、太陽の陽をあて、土を豊かに保たねばなりません。
ということで、「古今和歌集」です。
(たまたま、今勉強しているー日本の古典ーというテキストに、
「古今和歌集は、四季の歌が季節の推移を追って配列されているように、
巻11から巻15までの5巻をあてられれた 恋歌 も、恋の始まりから
終わりまでの種々の相をたどるように歌が並べられている、、、」
という文章にであって、いま一度、手に取ってみたのです。)
それぞれも巻から、1首。
恋歌1 469 :
ほととぎす 鳴くや五月の あやめ草 あやめも知らぬ 恋もするかな
よみ人しらず
(時鳥が鳴く五月に咲きほこるあやめ草、そのあやめではないが、
この世の筋道(あやめ)もわからなくなるような恋に、焦がれている私)
恋歌2 552 :
おもいつつ ぬればや人の 見えつらむ 夢と知りせば 覚めざらましを
小野小町
(いちずに思いながら寝たので、あの方が夢にあらわれてくださった
のであろうか。もし夢とわかっていたなら、目を覚まさないでいたのに)
恋歌3 616 :
起きもせず 寝もせで夜を 明かしては 春のものとて ながめくらしつ
業平朝臣
(あなたのことを思い、昨夜は起きているでもなし、寝るでもなし、
というありさまで夜を明かしましたが、今日も一日、春の長雨に
降りこめられて、もの思いに沈んだまま、暮らし、夜になりました)
恋歌4 729 :
色もなき 心を人に そめしより うつろはむとは 思ほえなくに
貫之
(本来何の色もないわたしの心を、あなた、という色で染めた時以来、
その色がさめようなどとは、思えないのだけれど・・・あなたの心変わり
さえなければ)
恋歌5 747 :
月やあらぬ 春やむかしの 春ならぬ わが身ひとつは もとの身にして
在原業平朝臣
(この月は、去年の月とちがうのだろうか。今年の春は、去年の春と
同じではないのだろうか。月も春もいっこうに変わりはないけれど、この邸は、
すっかり荒れ果ててしまっている。ただわたしだけが、もとのままで、
ここにやって来た)
和歌や、俳句、読むだけでなく、自分で作りたい。
それが、こころに(情)、水やりをし、たがやしつづけることに、つながる、思う。





