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きょうもまた、あなたとおいしい朝食を食べる、それが幸せ。 風は、すずやかに、木の葉をゆらし、小鳥のさえずりが、庭に降る。 バンコク バンカピから。今日も元気だ、幸せだ!
出会いのサイトでは、女性会員の数が、成否の鍵を握る、とは誰もが理解していることでしょう。

そういう意味で、単純に、百万本の赤い糸サイトも、女性会員が順調に増えて欲しいと願っています。

ところで、その女性たちのことを、男性たちは、どの程度に知っているのでしょうか。

離婚して、それが良い経験になって、いろんなことを考え、思いやりが深くなった、だから
もう同じ間違いはしない、もっと優しくなった自分がいる。

と考える人は、男性も女性も多いかと思います。

しかし、果たして、そうでしょうか。

よくわかりません。
もし、そうならば、再婚は、もっと増えて良いはずだし、人間の幸福指数は、もっと高まる
まずですが、どうも、そうとは見えないのが、実感です。
どうでしょうか。

人は、単に離婚する、という経験からは、自分自身のピュアーな考えを、さらに深めは
するかもしれませんが、相手のことを真に思いやる、という心は、言葉でいうほどには、
信用できないのではないでしょうか。

相手のことを思いやる、ということは、ある意味で、自己を譲る、という面があると思う。
それが、離婚という人生の修羅場経験を経て、上手になるとうれしいのですが、
はたして、そうでしょうか。
現実的には、自分を守る、というこころの方が、強くなりはしないか?

太平洋戦争に敗れて、日本人すべてが前途に悲観し途方にくれていた時、
ドナルド・キーンが、
「日本には、世界に冠たる、すばらしい日本婦人がいるかぎり、大丈夫です」
と書いた。

伝統的に、女性的と考えられる特徴の、

温かさ、親切、優しさ、愛らしさ、特に他人への思いやり、

それらに日本人女性は、秀でていたとキーンさんは、言っているのだと思う。

現代のフェミニストからみれば、男性が勝手につくった性的役割特徴だ、というかも知れ
ないですが、人間にとって、大切な性格特徴ではある、と思う。

そして、男性も女性も、それを同等に見につけることが大切なのです。

しかし、それでも、二人のカップル関係では、その面で、女性に一歩リードして欲しいと
僕は願ってしまうです。

離婚すると、男性は、再婚したい、と考えるそうです。
もう、一度、人生をやり直したい。

一方、女性は、それほど、すぐには、再婚は考えない傾向にあるそうです。
一人で生きられるなら、一人がいいかな。

男性は、こころの問題が一番で、再婚したい。
女性は、経済問題が一番で、再婚しなくても、生きていける。

男性は、孤独に弱い。
女性は、孤独に強い。

どうみても、男性の方が、あせっているように見えます。
短絡、直情的、良い言葉でいえば、熱情的、熱心、なのです。
男女関係に、まだロマンを捨てない、でいる。

一方、女性は、より冷静なようです。
より現実的に、一歩一歩、前進する。
離婚をして、よりその性格が強まる。
だから、どうも、再婚の付き合いが始まると、男性がことを性急に運ぼうとしすぎて
いるように見えるんでは、ないだろうか。

そういうことが、この赤い糸のサイトを通じて知り合った、メール交際にも、起きて
いるのではないか、
と想像します。

出来るものならば、そうした男女の心理の差も理解して、
うまく男性をリードしながら付き合いを進展させ、結婚にいたる道を歩んでくれるような、
かしこく、やさしい、女性に会員として参加してくださることを、願っています。

男性に対して、期待したいのは、決して女性を、こういうものだ、こうあるべきだ、と
一方的には、思わないこと。
それが、せめての、離婚の経験から得た、貴重な知恵なのではないでしょうか。

かのフロイトでさえ、
「いまだかって誰も答えたことのない、そして30年間女性心理を研究してきた
私にも答えられない大きな疑問は『一体女性は何を欲しているか』である」
と書いている。

女性心理は、これほどに、男性にはわかりにくいものだと理解し、もっともっとわかる努力を、
男性はしなければならない、と思うのです。

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