きょうもまた、あなたとおいしい朝食を食べる、それが幸せ。 風は、すずやかに、木の葉をゆらし、小鳥のさえずりが、庭に降る。 バンコク バンカピから。今日も元気だ、幸せだ!
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
昨日、アクセス数も増えてきました、ブログランキング10位を目指して、一日6名様以上のクリックをなにとぞお願いします。
という選挙まがいのお願いを、しましたら、お気持ちよく反応してくださった方が、居られたようです。
ありがとうございます。
おかげさまで、昨日は、13位から12位と、上がりました!

また、気軽にお願いさせてください。
他のブロガーの方は知りませんが、僕にとって、アクセス数と、ランクアップだけが、書いてる楽しみ、励みになっています。
正直なところです。
といっても、内容は気軽に書いていますので、
ぜひ読者の方も、気軽にランキング、クッリックしてみてね~。
よろしく、メッセージでした。

さて、今日は、昨日予告しました短編小説。。。
昨日の現実の話の被害者、トビーが殺害される直前に書いたといわれる作品です。
現実の事件と小説と、比べて、感慨しきり、な思いがあります。
僕は、この翻訳に今日の半日を、じゃまされじゃまされ、費やしてしまいました!
長いです。
時間のある方のみ、読んでみてください。
loveentrepreneurs

『降りしきる雨』       by  トビー・ チャーナード


男の指は次のシガレットに火を点けようとして、震えた。
前のシガレットがまだ灰皿にくすぶっている。
部屋はエア・コンディションの冷房の猛烈な風がわんわんうなっている。
が、彼は汗びっしょりで、手は湿ってねばねばしていた。
胃に不快な重みがあった。
これは彼が人生で犯したもっとも恐ろしい出来事だ。
そして、今こうして待っている時間が一番耐え難いパートである。

彼は窓に歩み寄り、街の景色をじっと見つめた。
雲が、死者を包む白布のように、バンコクを覆っていた。
雨は激しく降り始めるとまたすぐに止み、絶え間なく、重苦しく降り続いている。
あの時の雨のようだ。
3年前、彼女にはじめて会った夜。

彼は友人のグレッグとソイ カーボーイのバー街の探検に出た。
グレッグはバンコク通である。
彼らが呼び込みガールといちゃつき、からないながら歩いていた時、雨がやってきた。
近くのバーに緊急避難で飛び込んだ。

そこはありきたりのゴーゴー・バーで、彼らは通り側のベンチに座り、ビールを飲んだ。
5,6人のダンサーが踊っていたが、タイ・ポップ・ミュージックに合わせた踊りというだけで、とりたててめだつ動きはなかった。
そのうちの、一人の女の子が彼の目に留まった。
彼女は、とても、タイの女の子としても、とても小柄で、大きな目をしていた。
彼女が微笑んだ。
豪華な花がぱーっと彼女の顔、満面に咲いた。

踊りが終わった後、彼女がやってきた。
ちっちゃな、控えめな手をしていた。

こんにちは。私の名前はフォンです。座ってもいいかしら?

彼は、彼女の礼儀正さと美しさに、こころを奪われた。
彼らは、彼女の名前と、雨のせいで偶然に飛び込んだバーとの偶然の一致に、笑いあった。
というのも、タイ語で、雨はフォンというからである。

それは前兆であり、彼は恋に陥ってしまった。

彼はその旅行の残り全てと、その2ヶ月後の旅行を、彼女とともに過ごした。
彼はバーガールとの恋愛沙汰は、ほとんど破滅に終わる運命だ、という話を山ほど聞いた。
しかし、それらの話とフォンは関係ない。
フォンは、違う。
グレッグは、彼の友人に、みんな、この女は違う、って言うんだよ、と忠告したが、彼は聞き入れなかった。
そしてその時すでに遅すぎた。

外の雨は弱まり、灰色の空が垂れ込め、視界は悪くなった。
彼は財布を見て、航空券があるのを確認したが、まだ時間は2時間ほどある。
テーブルには空のメコン・ウイスキーのビンが乗っていた。
多分これが最後になる。
彼はもう一本買いに行こうかと思ったが、どしゃぶりの雨にひるんでしまった。
そして突然安っぽい酒の思い出に気分が悪くなった。

彼は、フォンにビザを取ってイギリスに連れてくることは難しいことが分かった。
それで、この機会を利用して、彼の夢を実行しようとした。
牧場を改め、株を整理し、家を貸し出し、そしてバンコクにやって来た。
英語教師の仕事を見つめるのはたやすいと思っていたが、それよりも、グレッグがITの仕事を見つけてくれた。
その仕事に方が彼にふさわしく、実入りも良かった。

それはそれで、結構な滑り出しだったが、問題はフォンの方からたちまちのうちに起きた、
始まるのに時間はかからなかったし、ほとんどが金がらみだった。
そして、彼女の言った時間には家に帰らなくなり、あるいは酔っ払って帰るようになる。
彼らは喧嘩し、彼女は泣き、そして彼女の大きな目と輝くばかりの微笑みで、事が収まり、彼は許してしまう。
いつも。何度も。またいつも。
こうして彼女は彼を思いのままにあやつる術を身に付けていく。

しかし状況は良くならなかった。
より多くのトラブルが起こり、より頻繁に喧嘩となった。
彼らはバンコクを出る決心をする。
2,3時間でいける海岸沿いのホアヒンに移った。
彼らはころあいのバーとレストランを見つけて買った。
フォンが経営し、それが彼女自身の収入になった。
ホアヒンでも彼に十分なITの仕事があった。
この状況は、二人にとって理想的な解決に思えた。

しかしながら、事態はやがてより悪くなる。
それは単なる金銭上の問題ではない、もっともこちらも、商売が上手く行っている様でいて、以前にも増して問題が起こるのだが、今度は、嘘、が始まった。
またもや、喧嘩、泣き、そして彼の許容。

彼は別れようとした、が、出来なかった。
彼女の目が魔法をかけると、彼は彼女を胸の中に抱擁してしまう。

そしてついに「男」の登場。
その男は彼女のソイ カーボーイ時代からのボーイフレンドである。
彼は彼らを信用せず、無視しようとした。
しかし、他のこととは違い、これはひど過ぎた。
彼が言いだすと、今回は、彼女は怒り狂った、そして全てを否定した。
彼は彼女を信じた、そうするよりなかったのだ。
彼は彼女をあまりに愛していたために、ひざまずき、謝罪するのは、彼の番だった。


彼はホアヒンに来てボーイと知り合った。
彼はトクトクの運転手で、普通のタイ人である。
二人はプールで遊び、フットボールの話をし、仲の良い友達になった。
人はタイ人を信用するな、というけれど、ボーイは金をくれとか、何かの都合の良いことをして欲しいそぶりは一切みせなかった。
ボーイは彼の兄のデーングを紹介した。
彼は、警官で、身分は高くないが実力がある、と言った。
彼はボーイほどの魅力はなかったし、いつも酒を手にしてバーの女の子とおしゃべりしていたりで、彼にとってはうさんくさい相手だった。
しかし、知って便利な男である。

そして事が起こった。
彼が、フォンの現場を押さえたのだ。
彼はバンコクへPCのパーツを取りに行き、グレッグと一晩飲むつもりで出かけた。
しかし、グレッグが病気で、彼は夕方に戻った。
フォンは男とベッドで寝ていた。
店の常連客のダンだ。
彼は、一瞬も待たなかった。
彼女の声を聞きたくなかった。
彼は去り、3日後には、イギリスに戻っていた。

イギリスに戻るやいなや、彼は、タイが恋しくなった。
食事や、季候や、暮らしぶりが。
そしてなによりも、フォンが。
彼女は何度も何度も電話をかけてきた。
そして、ほんとうに悪かった、なんてことしてしまったんだろう、もう絶対ぜったいしないから、と謝った。
いかに彼を愛しているか、彼が戻ってくれたらどんなに違った日々になるだろう、と訴えた。

彼は堪えられなかった。
目を閉じるたびに、あのファニー・フェースと、大きな、濡れた目が浮んだ。

そして、彼は、戻った。
そして、事態はいっそう悪くなる。
彼は彼女を愛さずにはいられなく、彼女はますます嘘をつき、彼を騙した。
あたかも、彼女が彼を引き戻すことに成功したことが、彼女の最終的な勝利示すことのようであった。
彼女は勝った。
もういちどイギリスに戻ろうとか、彼女から離れよう、という考えは彼をめちゃめちゃに悩ましたが、しかし、彼女の元にいればやがて自分が破壊されてしまう、ということが、彼は分かっていた。

そして、それが彼の心にやって来た。
タイ式に処理する方法があるのだ。
彼はボーイに話した。
ボーイはどう処理するか分かっている、と言った。

彼が、今、待っているのはボーイなのである。
彼の実行を止めるにはもう遅すぎる。
先を思えば大きな恐れがあるが、もう彼は絶望しきっており、これしか方法がないのだ。

TVのそばにマニラ封筒が置いてある。
彼は中を開け、もう一度、金を数えた。
60,000バーツ。
彼は手付け金を20,000バーツ払っており、後は決行後に残りを支払うのだ。
航空券を支払った後は、これがすべての現金だった。
彼は、ボーイの事の後が心配だったが、デーングがなんとか面倒みてくれるだろう。
たぶん彼は2ヶ月ほど、森の中の寺にでもかくれる必要があるだろう。
だが、イサーンの貧農農家の娘がひとり、遠くの町で行方不明になったとしても、誰も捜索しようなどとは思わないのだ。
そして、すぐに忘れ去られてしまうだろう。

彼は、窓の外を眺めた。
雨は弱まり、空が見え始めてきた。
やがて、太陽が現れるだろう。
彼は、シガレットと取り出し、火を点けた。
すでに、彼は気分が軽くなりつつあった。

ドアーにノックの音がした。
ドアの穴から覗くとボーイが見えた。
彼はリラックスして見えた。
彼は濡れてさえいないようだった。
彼はドアを開け、彼を入れた。

ボーイは彼を見た、じっと見つめた。

フィニッシュ。

彼の言った言葉はこれだけだった。

胃の中から重い感情が競りあがって心臓に達し、目は涙でかすんだ、
そこではじめて、彼は、単なる罪の意識や後悔を超えた、深い良心の呵責を感じた。
彼はボーイを見つめる事が出来ず、後ろを向いて、金を取り上げた。

60,000バーツだ。
今は出発しなきゃならない、ボーイ。

ボーイは頷き、金を仕舞った。

良い旅を!ぼくの友達。

とボーイは言った。

彼はチカラを入れて見上げなければならなかった。
ショックで彼の目は大きく見開かされた。
彼は、自分に向けられたピストルを見た。
彼は、わけがわからなかった、自分の目が信じられなかった。
彼の最後の思考は、奇妙なことに、サイレンサーってやつはガンと同じ大きさなんだ、、、
ということだった。

女が部屋に滑り込んできた。
彼女は小いちゃくて、大きな茶色の目をしていた。
彼女は、床に転がった死体と、銃をジーーンズの後ろに仕舞う男を見た。
後悔と、悲しみと、とまどいが、顔に出た。
が、それは一瞬のことで、彼女は、ボーイに向かって言った。

カモン、レッツ・ゴー。

彼女は輝くような笑みをチラリと浮べ、ボーイの手を取って、部屋を出た。

                                    (完)


最後まで読みきられた方、その勢いで、ポチっと、クリック↓↓↓

<タイ・ブログランキングに、登録しています。
応援ください。読んだら、必ず、投票を!>


タイ・ブログランキングにクリック1回お願いします!!!
タイ・ブログランキング




わたしのお勧め出会いサイトです↓
Thai Dating, Singles and Personals

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://im8p.blog25.fc2.com/tb.php/132-ecb332c9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
彼のことが、好きで好きでたまらない。でも彼は、全く私に全く振り向いてくれない・・。貴女が今、食事も喉に通らない位の、恋の悩みを抱えているのなら、3分間だけ、このサイトに目を通して下さい。貴女が気になっている彼の視線、意識を、貴女だけに惹き付ける、たった...
2008/10/23(木) 18:51:32 | 時給拾円未満
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。