きょうもまた、あなたとおいしい朝食を食べる、それが幸せ。 風は、すずやかに、木の葉をゆらし、小鳥のさえずりが、庭に降る。 バンコク バンカピから。今日も元気だ、幸せだ!
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憲法裁判所が、現政府側3党の解党を命じると同時に、幹部の被参政権を5年間にわたって剥奪したことから、首相の失脚、政府の解体が決定しました。

これで、PAD側の勝利宣言が出され、空港及び主要政府施設へのテロ行為を中止する、という運びになりました。

空港は、正式には15日まで閉鎖という発表があるらしいのですが、一方、可能な限り速やかに、使用可能にする、24時間以内に、離着陸可能であろう、とう話もあります。

貨物航空は、3日から再開されるようです。

空港で、まず行う修復作業は、ゴミの清掃だ、ということで、タイトルの文言を詠みました。

やれやれ、やっと、めどが着いた、かにみえます。

安心は、できません。

僕の場合でいうと、昨日シンガポール航空から電話があり、7日出発の便に予約変更したところでした。

なんとか、7日までには、回復してくれ~ぃ、という期待です。


安心できない、というのは、司法によって解党が決まり、現政権者たちが失職しても、現政権・与党6党の連立が解体したわけではないのです。

与党議員37名が議員失職しましたが、残ったのが268名。野党は134名。与党はまだ2倍以上、なのです。

昨年の選挙は、これほどの、大差のついた、選挙だったのですね。

解党された党の党員は、新たに作られた「タイ貢献党」か、既存の与党に登録すれば、継続して新たな政府を作れるということです。

ソムチャイ首相失職のあと、即、副首相が代理首相となり(この人は、解党された党の幹部ではなかったので、議員辞職はしなくてよい)、その新体制をつくるための、国会を運営するでしょう。

だから、現与党は、与党を継続し続ける。

司法に、総選挙を命じる権限はなく、与野党を交替させることもできないのです。


今回の決着が、司法によって、一見決着がついたような、あおる報道がタイではめだつようなのですが、(僕は、Bangkok Postと The NATIONのWebしか見ていないので、言いすぎかもしれません)、決着はついていないんですね。

ますます、混迷の度合いを深めてしまうのでしょうか?


やはり、4日に行われる国王のメッセージがどんなものになるか、それが決め手となるのでしょうか。


一応の形を整えて、その日を迎えるために、PADもメンツを作ってもらって、退却できた、ということでしょう。


そもそも、この司法の裁定というのも、野村監督流に言えば、「出来レース」で、始めから裁定は決まっていた。

世界の常識ならば、被告側最終弁論の日に、弁論を聞き、最低1日は審議の日をもち、翌日裁定をくだす、というのでしょうが、弁論ヒアリングの後、即裁定、というスピード決定です。

親与党は、司法によるクーデターだと言っている。

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解党判決は事前に予想されていた。憲法裁判所は、タクシン元首相派と反タクシン派の対立が激しくなった06年以降、タクシン政権時代の与党の解党やサマック前首相の失職など、「タクシン派つぶし」への加担とも受け取れる判決を連発していたからだ。

 現在の政治対立は、タクシン政権時代に利権を侵食されたタイの伝統的支配層が復権をもくろみ、市民連合を「前線部隊」として「政界からのタクシン派の放逐」を図ったことが最大の要因だ。司法界のトップエリートである憲法裁判事は、旧支配層に近い人物が主流を占めている。
 
      毎日新聞 2008年12月2日

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これらの実態は、国際的な司法の世界において、タイの司法の信頼度を、下等なレベルにまでおとしめることになるでしょう。


しかし、それでも、タイの司法も解党裁定をくだす、ことしかできないのです。


厳として、総選挙で選ばれた圧倒的多数の声が、与党議員の数として、存在する。

一方、司法も、軍も、警察も、マスコミも、陰で資金提供する財閥も、反タクシン、一辺倒である。

この後者のグループが、上の毎日新聞に言う、タイの伝統的支配層、の傀儡である。


いくら選挙でお金をばらまいても、あれほどの選挙の差はでないでしょう、とうのが僕の感覚です。

農村部の人間、お金もらうだけもらって、いやなら投票は別にする、こともできるでしょう。

なぜ、タイ北部や、東北部の住民が、タクシン派に投票したか。

タクシンが北部チェンマイ出身で、芯から北部、東北部、また都市部の低所得層を支援してくれる、格差社会を一歩でも改善してくれる意志をもっていてくれる、と信じているからではないか。

伝統的支配層は、口では格差社会の是正などという謳い文句はいうけれど、実際を示したこともないし、実は、格差社会を温存したい、それが自分たちの既得権益を保持することなのだ、というグループなのですよ。

タイは、今、大きく、ねじれている、と思います。(日本のねじれ国会のレベルではない)

これを、国王様はタクシンが嫌いだ、ということをそのまま信じて(あるいは、信じるふりして、便乗して)、伝統的支配層は、強気で、王政復古、などとまで言っている。

王政復古、なんて、国王がほんとに望んでいるのかぁ。

立憲君主制を、専制君主制にもどしたいと、言っているかぁ。


本当に、国王はタクシンを嫌いなのか?

性格的には、嫌いだろうと、想像できます。

しかし、本当に、タクシンが行ったことを、すべて嫌悪しているか?否定しているか?

97年の通貨危機以来、壊滅してしまったタイ経済。

その直後の政権は、IMFの資金援助を身代に、IMFの指示どおり、緊縮経済路線で行き、失敗。

その後を受けて登場したタクシンは、積極的な経済優先主義のもとに、タイの経済を立て直し、IMFからの借金も返し、貧困層に目を向けた政策を実行し、うんぬんかんぬん、という実績を、すべて否定していると、いうのだろうか?

きっと、そうでは、ないだろう。

タイ・ジャーナリズムの欠陥が、あるのだろう、と思われる。

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タイは噂の町といわれる。そのためか、新聞には、引用が多い。「・・・・・といわれている」という記事を読むたびに「なぜ、われわれに電話して、事実確認(裏)をとらないのか」と思うことが多すぎる。比喩的発言も、引用されつづけるにつれ、いつの間にか事実として受け取られてしまう。
また、類推のよる発言も多い。ある行動を見て、裏になにかがあるに違いない、とするのである。
たとえば、タイに円借款がだされる。低金利であるとすれば、日本の企業に落ちるようになっているに違いない。日本が損をするはずはない、と」

      「タイ」  安田靖
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すべて、国王様の望むように、などと称して、実は自分の既得権益を減少させる芽をつぶそう、としているように、見えるのだが、どうであろう。


そんなことは、みんな、わかっているよ、

という声が聞こえるような、気もします。

日本人にとっては、おかしなタイの方が、いいのさ。

だって、タクシン時代にはうらみ骨髄だよ、風俗の深夜営業を禁止、しやがって・・・!


おい、おい、日本人さんたちよ。


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コメント
この記事へのコメント
タイの政治・経済
今回の空港閉鎖で直接の被害に当たられて方々は怒り心頭のようですが、1日も早い復旧を望みたいと思います。

タイの政治・経済について興味がある方は、下記コラムが参考になるかも知れません。

http://www7.plala.or.jp/seareview/newpage32thaiSEIJIKEIZAI2007.html

タイでは、○室、軍部、司法、マスコミ、大半の勢力が反タクシンであり、タクシン派は地方の貧困階層です。
貧困階層は政治には興味が無く、選挙の時だけ、賄賂をくれる政党に投票し、自ら政治行動を起こすような気概は全くありません。
2008/12/03(水) 10:46 | URL | 三嶋 #qbIq4rIg[ 編集]
早い復旧、期待。
人の意見というものは、体験したことから形成されるものですから、今回直接被害を受けた人の影響は、無視できないのではないでしょうか。足止めを食った人が、50万人いたとすると、その人たちが国に帰って周りの10人に否定的感想を述べれば、500万人のタイに悪感情をもつ人が作られ、またその人たちが連鎖的に悪い意見を伝えて行きます。また、タイに入れなかった人も、また50万人はいるでしょうから、同様に悪感情が伝播します。
ホントに早く、復旧して欲しいです。

ご指摘のウェブ・サイト、私は読んでいました。

地方の貧困層が政治に興味がなく、というのは、貧しすぎて、教育も低くて、政治どころではないからでしょうね。
普段はなんら賄賂などもらえる機会もない彼ら(一方、こっぱ役人を含めて管理側にいる人間は、毎日のようにわいろを得る機会を享受しているでしょう)が、せめて選挙のときだけささやかにもわいろがもらえる、その悲しむべき状況を、私はあまり笑えないですね。彼らを、人並みにすることこそ、政治の役割であって、ばっさり切り捨てることは、決して決して民主主義とは思えないのですね。

ひとつ、わからないのは、わいろをもらった農民がすべてタクシン派に投票したとして、316対134という大差がつくのでしょうか?つまり、農民票が316もあるのでしょうか?70%が、農民票とはとても思えない、都市部、中間層、経営者たち、などなど相まって、70%の票だと、常識的に考えます。

タイの報道などみると、どちらの陣営も、一方的な見方、ばかりで、真実がなかなか見えてこない、そんなところではないでしょうか。
上記のウエブにしても、そんな眼で読んでいました。
2008/12/03(水) 22:36 | URL | im8p #-[ 編集]
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