きょうもまた、あなたとおいしい朝食を食べる、それが幸せ。 風は、すずやかに、木の葉をゆらし、小鳥のさえずりが、庭に降る。 バンコク バンカピから。今日も元気だ、幸せだ!
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昨日のブログの記事で、タイの政治の話題をしばらくおあずけにしようと思ったのですが、読者の三嶋さんからのコメントに、また刺激されてしまいました。

今日も、ちょっとだけ、タイ政治への感想です。

地図を読めないタイ人
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東南アジアの地図はすべて外国人が作製し、タイの一地域だけの地図さえもタイ人がつくったのは19世紀始めだった。
そのためもあってか、タイの人々の地図やグラフを、描き読み取る能力は著しく低い。

                        「タイ」 安田靖 
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地図の読めない、苦手なタイ人というのは、タイで暮らしてみると、どの日本人でも必ず出くわすことでは、ないでしょうか。

タイ生活のまったく短い僕でも、タイ人が地図をみて想像力を働かせるのが、いかに不得手かという発見をするのに、時間はかかりませんでした。


計画を立てられないタイ人
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タイ人が、グループでどこか小旅行をする、なんて時を想像すると、また、西洋人との違いを感じる、と言います。

皆で合意した「計画」なるものは、全然重みをもちません。

あなたは十分に柔軟にならなければならない。

彼らは、最終目的地に着くまでに、なんども、なんども、タクシーに新しい目的地を告げ、ぐるぐるまわって、やがてたどり着く、というわけです。

あなたが、みんなと一緒に何かをやることに決定したとしても、それが実際に実行されるまでは、何が起こるのかまったく予想できない、のです。

         11月30日 当ブログ A・Hicks 「マイ・タイガール&アイ」

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これは、僕のブログの上記事の記事ように、多くの人が指摘していることで。


やりすぎるまでやらないと分からないタイ人
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<タイ人気質から見る政府側の意向>

「批判を受けてまで職に恋々としない」「出処進退を明らかにする」「責任をとって辞任する」といったことは日本人にとって美点ですが、タイ人にとっては美点ではありません。

温暖な気候で土壌も豊か・海産物も豊富で災害が少ないタイでは、先のことを深く考えなくても生きていける環境であるため、タイ人の先を見通す能力は日本人に比べて劣っています。

プロの将棋では王将が詰まれるまで普通は指しません。途中で形勢不利になれば投了するか、どう指しても詰んでしまう「必死」の型にはまってしまえば投了します。

しかし先を見通す能力と潔さを美点としない民族にとって王将が詰むまで将棋を指し続けるでしょう。

スワナプーン占拠は将棋に例えると大手飛車取りぐらいのダメージですが、「まだ王将が詰んでないも~ん」と指し続けるでしょう。


<タイ人気質から見る反政府勢力の意向>

「過ぎたるは及ばざるが如し」「中庸」「腹八分目」といったことは「やりすぎ」を嫌う日本人にとって普段から心がけているものですが、タイ人は「やりすぎ」を嫌いません。

目的を達するためには、タイが諸外国からの評価が下がろうとも経済的に困ろうとも意に介さず行動を起こし続けるでしょう。

スワナプーン空港占拠によって今の政府は今後外国の圧力を受けることになります。もともと「潔い進退」など考えもしないタイ人同士なので、最初から外国の圧力による政権交代を期待していることから今後も事態がエスカレートすることが予想されます。

 この記事は、僕がよく読ませてもらっている「タイ・ビジネスコラム」の鎌田さんの文章です。
                   11月27日付け:空港を占拠する目的

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以上のことから、PADが、始めに、何を目的として、スワンナプーム空港に乗り出したかを思い出してください。

単に、ペルーの国際会議に出席していたソムチャイ首相の帰国を、空港という水際で阻止しよう、という、そんな目先だけの目的で、1万人を移動させたんですよね。

そこには、その先に起こるであろうことの、予測はなんらありません。

いきあたり、ばったり。

ソムチャイが、スワンナプーム以外の空港に帰着する、

なんてことも予測できないくらいですから、

この空港強奪が、どれほどタイという国の威信を、国際的に貶めることになるか、

などという予見のかけらももてないPADのリーダー。


下記に添付します、三嶋さんからの提供情報、タイの「政治・社会論」専門の赤木名誉教授によれば、この「鎖国」という愚挙は、タイ歴史始まって以来のことだといいます。

タイはこれまで、常に対外的には「開国」友好路線で、それが「微笑みの国」のもとである、といいます。

そんなことなど、一切知らず、また結果どんな影響をタイ国に及ぼすかも知らずに、こんな行動をとってしまったPADは、どうしようもなく、上記に述べたタイ人気質丸出し、なわけですね。

今もって、彼等は、自分の犯した事の重大さに気が付いていないようです。

世界の笑いものになって、あるいは、国の威信を壊滅させて、すなわち王様が笑いものになり、王様の国際的威信が失墜する、という愚挙を、何故に国王が喜ぶはずがあるでしょうか?

国王が誕生日の恒例のスピーチが出来なかったこと、その一端に、なんということをしてくれたのか、という苦渋の気持ちを表現しきれない、悩みがあってのことだと、思いいたさないのか。

PAD一派は、そのスピーチでお褒めのことばをもらえる、と思っていた、というのですから、いかに、深く物事を見極める能力に欠けているか。。。

とことんまで、結果をみないと分からない国民ならば、実際の失業者、不況、犯罪などをが目について現れるであろう、来年まで待たないと分からないのでしょうね。

まぁ、そうなれば、成功は自分のおかげ、この悲惨は、他の誰かの責任、というでしょうが。。。


ということで、今、タイでは、未曾有のことが、起きている、ということは下記の赤木名誉教授の指摘しているところです。

15年以内にタイは共和制になる、という予測をする人もいます。

王政復古などという、専制政治を求める、国民が愚民だからデモクラシーは実現できない、

などという輩は、自らがいかに国王の気持ちを逆なでしているか分かっていない、、、

我が国民を愚民呼ばわりされて喜ぶ王様がいるであろうか、

自らの国につば吐きかけるような思想、

愚民の国王、などではなく、近代国家として他国の尊敬を集める国の国王でありたい、

そう思っているに違いないではないか。

それを阻むものが忠臣面して、ものの道理をわきまえず、王のためと信じて繰り返す愚挙に、ほとほと困り抜き、国の将来を危ぶみ、悩んで居られるのが、プミポン国王、一人ではないか?

「裸の王様」、というのは王様が愚かなお話ですが、

いまのタイは、逆に「裸の臣民」、と呼べる状態で、

臣民は己の愚かさに気づかずアホな行動を繰り返し、

王様だけが国際的視野、将来を展望をもとにした思想をもって、悩んでいるように思えてならないのです。



最後に、三嶋さんのコメント情報を、ここにコピーします。
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タイ研究者のコラムから
【コラム】「足留め=鎖国」は伝統的対外姿勢に反する事態、おそらく史上初】12月11日13時13分配信 NNA

《筆者》大阪外国語大名誉教授(タイ政治・社会論)・赤木攻 氏

実は、先月末から今月はじめにかけてのスワンナプーム空港とドーンムアン空港の閉鎖に伴い、私も多くの人々と同様に足を留められた。チエンマイで仕事を終えたその日(11月26日)に、バンコクへの便はおろか、すべての国際便が飛ばないことを知らされ、やはり頭を抱え込んだ。タイ研究者にとってこれは貴重な経験であり、ここはじっくり構えて、10日間ぐらいの滞在延長は覚悟しようという気持ちも強かったが、その一方では日本で待ち構える会議などの日程調整と関係者に与える迷惑のことが気になった。陸路、ラオスや雲南に出ることは可能か、いやシンガポールへ列車で行こうかなどと、いくつかの案が浮かんだが、いずれも諸事情を考慮すると賢明な方法ではないことが判明し、とりあえずバンコクへ出て、事態の解決を待つことにした。なるほど、チエンマイからバンコクへの10時間ばかりの「バス旅行」は、それほど楽しいものではなかった。その後、なんとかウータパオからの特別便で帰国することはできた。

この「足留め=鎖国」はタイの伝統的対外姿勢に反する事態であり、おそらくは史上初であった。古くは19世紀の半ばからの西欧植民地勢力の圧力を何とか逃れ、政治的独立を維持できたのは、当時の開明君主による開国政策の故であり、その後タイは一貫して外との交流を重要視してきた。第2次大戦期の外交などを例に「タイ外交」といわれるほどの一定の国際評価を受けるまでになった背景には、外との関係に鋭敏な能力を備えていると指摘できる。また、多様な民族からなる一般社会もきわめてオープンであり、よそ者を受け入れるに躊躇しない社会である。「微笑みの国」といわれるのは、このオープン性のことであり、観光産業を支えている最大の要因でもある。だから、タイ国民一般はもちろんのこと外国人にも多大な迷惑をかけた今度のような不法占拠は、タイ的文脈では、本来あってはならないことなのである。

また、このような事態を引き起こした理由のひとつとして、タックシンの個性をあげるタイ人が多い。たしかに、1932年の立憲革命以来タイ現代政治史を彩った数多くの政治リーダーを思い浮かべても、彼のような個性は初めてであるといわざるを得ない。首相在任中に外国のサッカーチームを商売の対象とする感覚は、理解に苦しむ。離婚という非常手段を使ってまでもの、権力と富のとどまる所を知らない追求の姿勢にも驚かされる。もっとも、彼には、一部で囁かれているように、大権力者として君臨するといった大きな野望があるのかもしれない。としても、その手段と執念の深さに驚き、さらには国益への考慮のなさに首をかしげる。主として知識人の間で、「タックシンは、タイ人ではない」という声が大きいのもうなずける。

こうした事態の中であるだけに、ほとんどの国民は国王の誕生日前日(12月4日)の恒例の「お言葉」を待ち望んでいたに違いない。しかし、健康がすぐれないということで国王のお姿はなく、皇太子とシリントーン王女殿下が代理を務められた。これも初めてのことである。そこに、今度の事態に対して王室が苦悩している姿を感じざるを得ない。

チエンマイの街では、赤服を見かけることが多かった。タイの友人からは、「あなたは、赤色ですか、黄色ですか」とよく尋ねられた。どうやら、職場などでも、この質問が流行っているらしい。国民の色分けである。このことは、従来の政治的対立が軍部を含む官界・政界内で生じたのに対し、今回は国民の間の対立に拡大していることを物語る。これも、初めての現象である。ちなみに、私は、「その昔チュラーの文学部で勉強したので、灰色(文学部のカラー)です」と答えることにしてはいるが。
 
少なくとも以上のような「初もの尽くし」がみえてくる「足留め」事件は、現在のタイがまったく新しい状況を迎えつつあることを示唆しているのかもしれない。タイは、混乱をもたらした1970年代の左右対立を克服し、1980年代には「国王を元首とする民主主義」制による安定した政治を確立したが、それから約30年に至らんとする今日、その構造が揺らぎ始めたのかもしれない。いずれにしても、「足留め」が垣間見せたタイの今日的状況は相当深刻であるといわざるを得ない。

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このエッセイを読むと、赤木名誉教授は、突然タクシンの名前を出して、この「鎖国」という暴挙を起こしたのは彼に原因あり、としていますから、反タクシン派なのですね。

広義には、PADの騒動はタクシンあって起こったわけですが、「鎖国」行為そのものは、PADが行った暴挙であり、その直接の愚かな責任者になんら触れて居ないのは、論旨がゆるくて、僕としては、あまり感心しないエッセイです。

ここで、また言いますが、僕はタクシン派を応援しているわけではありません。
今、あまりにも、二者択一の考えが強すぎるタイの政治状況です。

公平な見方をしようとだけ心がけての、感想文です。


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