きょうもまた、あなたとおいしい朝食を食べる、それが幸せ。 風は、すずやかに、木の葉をゆらし、小鳥のさえずりが、庭に降る。 バンコク バンカピから。今日も元気だ、幸せだ!
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セックスレス夫婦4割弱

10代-40代夫婦の4割近くが、1カ月以上性交渉のないことが厚生労働省研究班の調査で分かった、と言います。

こういう話を聞くと、歌人吉野秀雄のことを思い出します。

「やわらかな心」という名著があります。

その中で「二人の妻」について語っています。

一人は、最初の妻で、吉野秀雄が結核である、ということを知って嫁いできて、やがて自らが先に逝ってしまう、はつ子。

はつ子の最期に詠んだ3首が特に有名です。

・ 真命(まいのち)の極みに堪へてししむらを敢えてゆだねしわぎも子あわれ
・ これやこの一期(いちご)のいのち炎立ち(ほむらだち)せよと迫りし吾妹(わぎも)よ吾妹
・ ひしがれてあいろもわかず堕地獄のやぶれかぶれに五体震わす

<作者自解>に、
「こういう歌を読んで妙な印象をうける人もあろうとは察しられるが、わたしのように肉体と精神とを分離して考えることなどとうてい不可能な人間にとっては、誇りもなければ卑下もなく、これでいたし方なく、これでぎりぎりなんだとつぶやくほかに手段はない。
つまりこれらに関するかぎり、わたしは『南無阿弥陀仏!』と唱える以外、何もいいたくない」
と書きます。

紀野一義「死にざま・生きざま」の中に「歌人吉野秀雄の生きざま」という章があり、こう語っています。

「昭和19年の夏、この人の妻はつ子は胃を病んで鎌倉の佐藤病院に入院し、八月二十九日、四児を残して死んだ。
あの世の存在など認めようとはせぬ人であった。
死ぬ前の日の夜、夫に迫って夫婦の交わりを求めた人であった。
この世に生きていることを確かめる唯一の手段としてこのことを選んだ
この女性のすさまじい執念におどろかざるを得ない。
歌人はこれを叶えてやり、山本健吉をして称歎(しょうたん)せしめた絶唱を残した」

吉野秀雄を万葉風歌人であり、その素直で、おおらかな、「肉体と精神を分離して考えることのできない」人間は、
これも「来世など信じ無い」という、仏教思想に侵される以前の万葉人のような妻はつ子の今生の願いに命を燃やす愛の行為をするのでした。

セックスレス4割とか、その男性の第一の理由が、仕事の疲れだ、というような話をきくと、なんと現代人は、寂しい人生を送っているのかなぁ、と想ってしまいます。

吉野秀雄の万葉風のおおらかさ、女性をこよなく愛せなくてなんの益荒男(ますらお)か、という気丈夫さを、尊敬します。



ところで、僕が「やわらかな心」を特に読むきっかけになったのは、吉野秀雄の二人目の妻、とみ子夫人に興味があったからでした。

とみ子は、これも有名なキリスト信者の詩人、八木重吉の妻だったひとです。

そのとみ子がなぜ、どのように吉野秀雄の妻となったのか、そしてそれは幸せな人生だったのか。

また、それについては、あらためて、書いて見たいと思います。


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