きょうもまた、あなたとおいしい朝食を食べる、それが幸せ。 風は、すずやかに、木の葉をゆらし、小鳥のさえずりが、庭に降る。 バンコク バンカピから。今日も元気だ、幸せだ!
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5月19日に、現政府が軍隊を使ってUDDデモ隊を圧砕したあと、

タイの報道機関から流される情報は、

勝てば官軍、勝者が全てを得るのだ(The winner takes everthing)、

と言わんばかりの、一方的な政府側のメッセージばかり、です。

赤服グループをテロリストと封じこんで、現在赤狩りに熱中しています。

和解に向けたロードマップについては、海外からの批判の眼をそらすために、

お題目を何度も唱えるだけで、一向に手を付けていません。

それが、黒を白と言いくるめるような、眼にあまるようなことであっても、

タイの報道機関というのは、

ただ垂れ流すだけ、

ばかりか、政府のメッセージさらに助長する誘導報道になっていて、

読んだり、見たりしているだけで、

どうにも、落ち着かないというか、

気分が悪くなってしまうのです。


なにか、正義が行われていない、

と感じてしまうと、

普通に教育を受け、普通に歴史を理解し、普通に理念を持っている人間ですから、

どうも、気分が優れない。

これは、何なんだ、って。

(僕の場合、タイ語が読めないので、もっぱらタイの英字サイト、

Nation、Bangkok Post、Mcotなどでした。

また、タイ語TV放送は、かいつまんで通訳してくれる人が居て、

大体インターネットから得ていると同じ情報だと理解しています)


そこで、右も左も(黄服も赤服も)、公平に見た、報道を知りたいと思うと、

やはり英字新聞系のインターネット・サイトを見ることになります。


NY Times、
Washington Post、
Wall Street Journal,
CNN News、
BBC News、
Financial Times,
ABC News(Australia)、
Asia Time Online(Singapore)

などを、毎日スクリーニングすることになりました。

そこから、ネット・サーフィンして、

Gardian (England)や、
The Star(Canada)の新聞を覘いたりもしています。

これらの報道の中には、

ただ現在起きている事象の報道だけではなく、

過去の歴史(事実)から、

将来に向けての展望(理想)へむけての、

分析・理解と、そして判断・提案、

という視点で書かれている記事が見られ、

僕がタイを理解するという上で、

大変役に立ってきつつあります。

少なくても、タイの報道機関から受ける、

いや~な嫌悪感からは、開放されます。


これらの新聞などを読んで、どう理解しているか、

ということを、今、書けるとは思っていません。

理解が浅すぎて、間違ったことを言ってしまいそうな、気もするからです。

それほどに、タイの政争は、長く、深い、ということが分かりました。

また、それが延々と今も続いて起こっている、

単なる繰り返しなのか、

本当に、大きな転換期なのか、

非常に、面白い、と思います。

日本のように、

「神国」日本から、敗戦という代償を払いながら、

突如、民主主義が、外敵から強制的に与えられた、

という国とは、違います。

(僕が、日本が民主国家だ、と言うときに、薄ら寒い思いを抱くのはこうした背景からなのでしょうし、

今でも、結局日本の戦後をみると「空洞化した民主主義」でしかない、という見方をする人がいて、

納得せざるを得ない点も多く、感じているわけです)


とにかく、タイは面白い。

がっかり、することはない。

そんな気持ちです。


2006年に、軍事クーデターがあって、タクシンが国内追放になったわけですが、

軍部が作った新たな政府の閣僚たちが宣誓式に臨んだときに、王様が言いました。

「外国人がタイについていろいろ言っている。タイ人は悪い、タイ人は悪い、と。

国の名誉が損なわれている。改めねばならない」・・・。


国際社会に生きる国としては、外国の視線を避けて通るわけには行きません。

今回の騒動においても、政府は、外国の声に敏感で、政府状況の説明に必死の様子です。


今、現首相は、人権侵害の観点から、過剰な権力の濫用を行ったのではないか、

という国際社会からの疑問にさらされいます。


この衛星時代、インターネットの時代、携帯通信の時代に、

情報の自由な広がりゆえに、一方的な嘘は通らない時代となっています。

5年前と比べてすら、大きく状況は変わっているのです。


政府は繰り返して、軍は自己防衛のためにのみ実弾の発射を許されている、

赤服が武器を持って対抗しているから、それを狙って実弾を発射している、

と言い続けているわけですが、

沢山のビデオを見る必要もなく、

世界が報道している、次のビデオを見れば、

頑強な防護壁に囲まれて、安全地帯に居る軍隊が、

無慈悲に、無差別射撃をしていることは、覆せないでしょう。

Reporter's Firsthand Account of Thailand Turmoil 5/28/2010 1:02:59 PM
ウォールストリート・ジャーナルの記者が、
騒動の治まった28日に、彼の眼で直に見た一週間の模様を伝えたものです。
わざわざ、直の(First Hand)、と断っています。
中に、軍に打たれた記者が、さらに銃撃を続ける軍の攻撃のなかで、
赤服メンバーに助けられるシーンもあります。
強固な守りのなかで銃撃を続ける軍。
いろいろなビデオを見ましたが、
赤服側が、まっとうな武器を持って応戦しているビデオはひとつもありません。
情けないくらいにもろそうなタイヤの後ろから、火炎ビンを投げたり、
花火の真似事のような砲弾?をうったりしているのは見ましたが・・・。
これが実態であり、だから50名を超える死者を出していながら、
軍側の死者がほとんど1人か2人、という事実が証拠、でしょう。

Raw Video: Thai Military Fires at Red Shirts 5/16/2010 4:29:56 PM
これも、生 ビデオ、とわざわざタイトルされて、
世界に流されたレポートです。
じつは、もっと衝撃をおぼえるような映像も見たのですが、
いざ記事に書こうとしたら、見つかりませんでした。
まぁ、僕の感情と考えの流れを示したいのが目的なので、
全部を示す必要はないのですが・・・。
しかし、こういう、目標を定めない、無差別射撃の映像が出回っているのに、
どうして現政府は、あのような歯の浮いたような見解を繰り返して、
平然としているのでしょうか。
わかりません。
余程、国民を、そして国際社会をバカにしてかかっている、とか・・・。

Shot journalist meets his rescuer
CNNバージョンです。。。




月、火と二日間、

首相、副首相をはじめ、他閣僚4人に対して、野党から不信任案が提出され、

議会で討論が行われています。

TVで見ながら、これはすごいな、と思いました。

日本では、内閣不信任が出ようが、

過半数をしめる与党側にとっては、単なる儀式のようなもので、

短い不信任動議の説明と反駁があって、

即、投票、というのが一般的な印象ではないでしょうか。

ところが、タイでは、2日間にわたって、議論が展開され、

たぶん野党側の訴求時間は、

それぞれの日に、10時間ちかく与えられているのではないでしょうか。

日本からみれば、徹底的な訴求時間が与えられて、

さまざまな角度から不信任理由が説明され、

新しい事実が、議会の前で開陳される、ということもありそうです。

また、タイの政治家は、議会では誰かが発言中に、ヤジを入れない、ようです。

日本より、はるかにスマートです。


19日まで、ラチャプラソンのUDDデモ隊の中に居て、最後に投降した、

下院議員のジャトゥポーンも野党側の発表者の一人として、参加していました。

彼は、演説がうまいのでしょうね。

自信を持った態度で、(僕にはタイ語が分からないながら)、影響を与えているようでした。

彼は、軍隊が、すでに投降したデモ参加者を棍棒で滅多打ちにしている映像などを示し、

このように、政府側の情報では隠された事実が多くある、

しかし、この映像を紹介していたサイトはすでに政府により遮断されている、と説明。


「われわれは、本当に、89名の命を奪った狂気の殺人者と、和解しないといけないのか?

あなたたちは、いつまで、銃を構えて国民の頭を押さえつけておこうというのか?

あなたは、国民和解というが、あなたの心は、国民の首にナイフをすりつけて脅しているではないか・・・。

もし、われわれが、沢山の武器を持っていたとするならば、

なぜ88名の命が、ほとんどが民間の命が、失われたのか?・・・・」


ステープ副首相が、その死者の殆どは、前科持ちだった、と言っていたようです。

これも酷い言い方ですね。

撃たれて亡くなった人の中には、まったく騒動に関係のない通りがかりの勤め人などもいたはずなのに、

それらの人もひっくるめて、こういう言い方は、非道きわわるような気がしますが。

ジャトゥポーンは、これに対して、

「もしそれが、かりに事実であったとしても、それで撃たれて殺されることがあってはならない、

政府は、対立する政治グループの人間をも、人間として扱わなくてはならない」

(議会開催中は、議員特権で逮捕されないジャトゥポーンも、会議終了次第、警察の出頭すると見られています)


「わたしの残された自由は問題ではない。

わたしは、殺された人たちのため、正義をもとめているのだ」


"Do we really have to reconcile with cruel murderers who are responsible for 89 deaths? ... How long can you hold guns and keep other people's heads down? ... You talk about reconciliation but your heart is like [a knife] slitting others' throats ... If we had lots of weapons, why did 88 people [mostly civilians] die? ... For one loss of innocent life many would join the movement ... If people are hired [to fight] would they rather not flee after the first death? ... The most shameful media is [state-controlled] Channel 11. It lies to the people � now the red-shirt media have been shut so people can be fed with one-sided information," Jatuporn said.

Suthep earlier told the House that most of the people killed had criminal records.

Jatuporn replied that even if that was true, they did not deserve to be shot to death and urged the government to see those on the opposite political camp "as human beings".

Jatuporn, one of the three most charismatic leaders of the red-shirt movement, faces multiple charges, including terrorism.

He knows his days of freedom are numbered and he'll probably be arrested later today.

But, he said, the length of his "remaining freedom is not important". He wanted to "seek justice for those who have been killed".

Debate widens rift
全体の記事は、こちらで読めます。


とにかく、

タイは面白い。

そして、

希望もあるのではないでしょうか。




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コメント
この記事へのコメント
これから
私は赤服指示でも黄色指示でも
ありませんが、黄色や政府の言う事には賛同できません。
もちろん赤服の言う事も指示できる訳ではありませんが、
それでも赤服の主張の方がまだ、
人間味があると感じてしまいます。
政府の今の主張は、民主主義の観点からすると
疑問を抱かずにはおれませんよね。
タイ人の誰もが口にしていますが、
この問題はここからが始まりであり、
終わりではありません。
これから長くタイにかかわっていきたいと
思っている人間にとって
とても興味深い問題です。
2010/06/03(木) 18:57 | URL | ウチャラポーン #RuBj8cxQ[ 編集]
Re: これから
ウチャラポーンさん、
今回の騒動が、もう少し深くタイの歴史や今後について
考えさせてくれるきっかけになりました。
私は、黄服は、はっきりいってごめんです。
時代錯誤のやから、としか思えません。^O^
赤服は、共産主義の赤でないことを祈ります。

普通の感覚を持っている自由な国から来た人間にとって、
現在のタイの情報規制、一方的な偏向報道の状況は、
感覚的に、むずがゆくなってしまいます。
その愚痴のはけ口として、ブログに書いてみましたが、
あまり過激に書いてはいけない、と自己規制しています。
あはは、これがまたフラストレーションになったりして?

これから、いろいろタイも変わって行って欲しい、
と思うのですが、
それもより良い方へ、国際的にも尊敬されるような国になって欲しいと、
願っています。




> 私は赤服指示でも黄色指示でも
> ありませんが、黄色や政府の言う事には賛同できません。
> もちろん赤服の言う事も指示できる訳ではありませんが、
> それでも赤服の主張の方がまだ、
> 人間味があると感じてしまいます。
> 政府の今の主張は、民主主義の観点からすると
> 疑問を抱かずにはおれませんよね。
> タイ人の誰もが口にしていますが、
> この問題はここからが始まりであり、
> 終わりではありません。
> これから長くタイにかかわっていきたいと
> 思っている人間にとって
> とても興味深い問題です。
2010/06/03(木) 20:35 | URL | imhappy #-[ 編集]
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