きょうもまた、あなたとおいしい朝食を食べる、それが幸せ。 風は、すずやかに、木の葉をゆらし、小鳥のさえずりが、庭に降る。 バンコク バンカピから。今日も元気だ、幸せだ!
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こころは知・情・意からなり、行動をもたらします。
それでは、こころの中心、こころのエネルギーは何でしょう。
それは、情、ではないでしょうか。
感情が、行動をうながす、基準となります。
知が働かなくても人は行動します。
意のないところでも行動は起きます。
しかし、行動あるところ、必ず情は動いています。

この情は、また、やっかいなことに、一番干からび易いものではないでしょうか。
人は、初心を忘れやすいものです。
あの、うきうきした、新鮮な感情も、冷めてしまうのです。
こども心も、年齢とともに、失われていってしまいます。
美しいもの、善きものに触れて、すなおに感動することが、少なくなっていきます。

それは、こころのエネルギーが、減っていくことと同じではないでしょうか。
人は、情に、絶えず、水をやり、太陽の陽をあて、土を豊かに保たねばなりません。

ということで、「古今和歌集」です。

(たまたま、今勉強しているー日本の古典ーというテキストに、
「古今和歌集は、四季の歌が季節の推移を追って配列されているように、
巻11から巻15までの5巻をあてられれた 恋歌 も、恋の始まりから
終わりまでの種々の相をたどるように歌が並べられている、、、」
という文章にであって、いま一度、手に取ってみたのです。)

それぞれも巻から、1首。

恋歌1 469 :  

ほととぎす 鳴くや五月の あやめ草 あやめも知らぬ 恋もするかな

                                 よみ人しらず
(時鳥が鳴く五月に咲きほこるあやめ草、そのあやめではないが、
この世の筋道(あやめ)もわからなくなるような恋に、焦がれている私)


恋歌2 552 :

おもいつつ ぬればや人の 見えつらむ 夢と知りせば 覚めざらましを

                                 小野小町
(いちずに思いながら寝たので、あの方が夢にあらわれてくださった
のであろうか。もし夢とわかっていたなら、目を覚まさないでいたのに)

恋歌3 616 :

起きもせず 寝もせで夜を 明かしては 春のものとて ながめくらしつ

                                  業平朝臣
(あなたのことを思い、昨夜は起きているでもなし、寝るでもなし、
というありさまで夜を明かしましたが、今日も一日、春の長雨に
降りこめられて、もの思いに沈んだまま、暮らし、夜になりました)


恋歌4 729 :

色もなき 心を人に そめしより うつろはむとは 思ほえなくに

                                   貫之
(本来何の色もないわたしの心を、あなた、という色で染めた時以来、
その色がさめようなどとは、思えないのだけれど・・・あなたの心変わり
さえなければ)

恋歌5 747 :

月やあらぬ 春やむかしの 春ならぬ わが身ひとつは もとの身にして

                                   在原業平朝臣
(この月は、去年の月とちがうのだろうか。今年の春は、去年の春と
同じではないのだろうか。月も春もいっこうに変わりはないけれど、この邸は、
すっかり荒れ果ててしまっている。ただわたしだけが、もとのままで、
ここにやって来た)


和歌や、俳句、読むだけでなく、自分で作りたい。
それが、こころに(情)、水やりをし、たがやしつづけることに、つながる、思う。


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