きょうもまた、あなたとおいしい朝食を食べる、それが幸せ。 風は、すずやかに、木の葉をゆらし、小鳥のさえずりが、庭に降る。 バンコク バンカピから。今日も元気だ、幸せだ!
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日本に帰って、うれしいことは、

お風呂とか、おそばとか、いろいろあるのですが、

中でも、やはり、日本語の本に取り囲まれる生活、

というものが僕にとっては、心地よいようです。


今回の一時帰国は、4泊5日の、超短期滞在だったのですが、

この間、役所に行ったり(今回は東京まで行きました)、

買い物したり、

なによりも重労働の庭や垣根の手入れ、

などの合間に、

屋内の部屋の整理整頓・掃除があります。

整理整頓の中身は、

本当は、要らないものを、どんどん捨てて行きたいのですが、

実際には、こっちのもそっちへ動かす、というていたらくに終わってしまうのが常です。

捨てたいものの筆頭に、本、があるのですが、

捨てられないものの筆頭も、本、であるようです。

そんな中で、今回手元が止まったのが、

山崎方代、唯一の随想集、「青じその花」という本です。

いつ買ったのか、何故かったのか、全然記憶にありません。

きっと、NHK「深夜便」のラジオで、名前を聞き、

「放浪歌人」、ということで興味を覚えたのだと、思います。

そんなときは、偶然に(必然に?)、古本屋さんなどで、

その人の本に巡り合うことが多いのです。

そして、買っておきます。


山崎方代という人は、戦争に行き、片目を失ってしまった歌人。

「放浪の・・・」、と言えば、「酒」、となりますが、

この歌人もまた、そうです。

放浪の俳人、としてすぐ僕の頭にのぼるのは、

山頭火と尾崎放哉(ほうさい)ですが、

この二人は、とくに酒で有名かと・・・酒乱といっていいほどに・・・

この二人は、生まれも良く、教育も高く、社会的地位も得た後で、

身を崩し、放浪に出る、という感じに見えます。


一方、この、山崎方代は、教育も無くに等しく、

片目を失い、残った目も視力0.01というハンディキャップ、

社会人として身を立てることの難しい境遇で、

旅に出る他、すべがない、という

感じです。


それにしても、なぜ、「放浪の・・・」に魅かれてしまうのでしょう。

誰の心の中にも、「放浪」への、あこがれが片隅にあるのでしょうか。

・種田山頭火

  分け入っても分け入っても青い山

  まっすぐな道でさみしい

・尾崎放哉

  たった一人になりきって夕空

  いれものがない両手でうける


・山崎方代

  暗がりの柱の上に打たれをる 
         さびたる釘でわれはありたい

  幸せは寝て待つものと六十を 
         過ぎし今でも信じています


「青じその花」に収められた最後の随想は、

「恋の使徒」というタイトルで、

この歌人の最後の歌入りエッセイで、自らの恋の思いでを語っている。

もっと以前に、

・ 一度だけ本当の恋がありました
         南天の実が知っております

と詠んで、おや、と思わせていたのですが。

不遇の自分に、恋の歌はふさわしくない、と思っていたのでしょうか、

恋の歌めいたものは、少なかった。

それが、最後に、やはり書き残して置きたかった、

のでしょう。

・青桐の垂れる夕べの籠の中 花より白き君にしたがう

・地上より消えゆくときも人間は
          暗き秘密を一つ持つべし



もうひとつ、今度は、現代詩人です。

和田文雄詩集、から。


<いのり>

播く人のゆかしさで芽生え

なつかしさをみのりとする

いのちなりけりのつぶやきを

きけばいい

ゆるやかでいい

しなければならないことを

さわやかにわがものとすればいい

ひとさまの荷物をしょって

ともとしてゆけばいい

うるわしいひととなって

そのひとのすむところ

播くたねにいのり芽生えすればいい




とても、落ち着いた気持ちになります。


感謝。



さあ、今夜は、

タイに戻ります!



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コメント
この記事へのコメント
 場所があればそのままです。
 私もいろいろと整理整頓、処分したいのですが
 やはり殆どそのままです。
 流石に本は3つの本棚以外にもあったので
 自分以外は誰も読まないので大分処分しました。
 家を売り払うなら否が応でも処分するでしょうが
 結局は思うだけで、少しだけ処分して
 大部分はそのままです。

 私にはバンコクへ来たことが放浪だと・・・・・・。

 先月の帰国で還暦同窓会に出席しましたが
 海外生活は私だけでした。
 『何をしているの?』って皆から繰り返し聞かれるので
 最後は面倒くさくなって『何で働かなきゃ~いけないんだ。』
 って、つい言ってしまいました。
2011/06/05(日) 14:16 | URL |  トマックス #90LdKUd6[ 編集]
本を捨てるとき・・、そして放浪・。 Re:  場所があればそのままです。
トマックスさん、
趣味の読書は、趣味のゴルフより長いので、本はたまる一方です。
また、高校生のころから、古本屋さん回りをしていたので、
ブックオフが出来て、困ってしまいました。安くて、いくらでも
本が買えてしまう、ので・・・。私だけでなく、同年輩の男性が、
手にいっぱいにして、ブックオフで本を買っているのをみて、
微笑んでしまいます。。。ちょっと若い世代になると、もう本は
読まなくなってしまうようですが。
死期を悟ったら、本を処分しなければなりませんが、さびしい。
あるとき、軽井沢の堀辰雄の記念館を訪問したおりに、書斎の
本棚を見ました。意外に少ない蔵書で、驚いたことがあります。
しかし、愛読書だけに絞ったら、あのくらいの分量で妥当なんだろうなぁ、
という思いはしました。
つまり、わかっているのです!^O^

>  先月の帰国で還暦同窓会に出席しましたが
>  海外生活は私だけでした。
還暦同窓会、って、やはりあるんですね。
しかし、ロングステイが流行などと言われながら、
案外少ないんですね・・・また、その理解度も低い。
話題が「何をしてるの?」と言いながら、
「どんな仕事をしてるの?」「どんな仕事を探しているの?」
といった仕事がらみの話題が中心になってしまうのですね。
やはりそういうことになってしまうのか、とすこし心さびしい
気持ちがします。
第二の人生は、いままでの自分のパラダイム・シフトを図る、
という自由さ、気軽さ、・・・無責任さ^O^があってほしいのですが。
それが、トマックスさんの感覚では、「放浪」ということなんだと、
理解しました。


>  私もいろいろと整理整頓、処分したいのですが
>  やはり殆どそのままです。
>  流石に本は3つの本棚以外にもあったので
>  自分以外は誰も読まないので大分処分しました。
>  家を売り払うなら否が応でも処分するでしょうが
>  結局は思うだけで、少しだけ処分して
>  大部分はそのままです。
>
>  私にはバンコクへ来たことが放浪だと・・・・・・。
>
>  先月の帰国で還暦同窓会に出席しましたが
>  海外生活は私だけでした。
>  『何をしているの?』って皆から繰り返し聞かれるので
>  最後は面倒くさくなって『何で働かなきゃ~いけないんだ。』
>  って、つい言ってしまいました。
2011/06/07(火) 20:56 | URL | imhappy #-[ 編集]
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